クマが濃くて顔色が悪い……
クマ取り治療が気になるけど、どんな施術なの?
ヒアルロン酸でクマが取れるって本当?
睡眠不足や目の使いすぎ、加齢などによって出てくる目のクマ。クマがあると疲れて見えたり、年齢より老けて見られたり、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
最近では、美容外科でもクマ取りの施術が流行っていますが、ダウンタイムや値段が気になるとあと一歩踏み出せないとの声も多いです。
しかし、そんなクマ取りの施術はヒアルロン酸の注入でも可能です。
この記事では、施術方法や脂肪注入との違いについても詳しく見ていきます。
クマ取りのヒアルロン酸注入とは?
クマ取りといえば外科手術の印象がありますが、ヒアルロン酸を注入することでも可能とは驚きます。
ヒアルロン酸なら、時短で手軽に完成するイメージがありますがどうなのでしょうか?
ここからは、施術方法・特徴・向いている人について詳しく見ていきたいと思います。
特徴
ヒアルロン酸注入によるクマ取りとは、目の下の窪みやヘコみである場合に有効な治療法です。
基本的に、30代中頃を過ぎるとほとんどの人が目の下にクマが出てくるため、手軽に目元を若返らせたい人におすすめの治療です。
打ったらすぐに、効果を鏡で確認できるのもヒアルロン酸注射の特徴と言えます。
さらに、ヒアルロン酸はすぐに吸収されるイメージですが、目元の場合は他に注入した時より持続期間が長いとされており、効果が長続きするのも特徴の1つです。
向いている人
ヒアルロン酸注入のクマ取りが向いている人を見ていきましょう。
●切開せずにクマを改善したい人
●目元のシワが気になる人
●ダウンタイムが取れない人
●初めて目元の治療をする人
ヒアルロン酸注入の一番の魅力は、切らずにクマを改善できることです。気軽に目元のシワやヘコみを改善できるため、クマ治療をするとどんな仕上がりになるのか試してみたい人におすすめです。
他にも、ヒアルロン酸注入なら短時間で治療が終わり、術後の腫れや内出血も少なくすみます。
そのため、仕事や通学でダウンタイムを確保しにくい人にもピッタリの施術と言えるでしょう。
クマ取りのヒアルロン酸注入についてよくある質問
ここまで、ヒアルロン酸注入で行うクマ取りについて解説してきました。
しかし、まだまだ気になる点がある人も多いはずなので、今度はよくある質問にお答えします。
●脂肪注入とはどんな違いがあるの?
●クマ取りはほかにはどんな治療があるの?
●ヒアルロン酸注入に副作用はあるの?
クマ取りのヒアルロン酸注射に悩んでいる人は、事前によく読んでおきましょう。
脂肪注入とはどんな違いがあるの?
クマ取りの1つに、脂肪注入と呼ばれる施術があります。脂肪注入とは、自分の身体からとった脂肪を注入することです。
自分の脂肪細胞なので、異物反応やアレルギー反応が起こりにくく、半永久的に長持ちするというメリットがあります。
メリットだけ見ると、ヒアルロン酸注入よりも良いように感じるでしょう。
しかし、しこりができる可能性や、脂肪を採取する際に跡が残るデメリットもあります。
不安に思われる方はまずはヒアルロン酸注入から試して、より長持ちさせたいと感じたら検討してみるといいでしょう。
クマ取りにはほかにはどんな施術があるの?
ここまで、ヒアルロン酸注入と脂肪注入のクマ取りについて解説しましたが、この2つ以外にも施術方法があるので紹介していきます。
●下眼瞼脱脂
下眼瞼脱脂は「目の下の脂肪取り」とも呼ばれる施術法です。
目の下にできた脂肪の突出を、下まぶたの裏側から取り出すことで、目の下の膨らみを解消します。
脂肪を取り除いただけなので、再発する可能性や取り残しがボコつくこともあるので注意です。
●余剰皮膚切除
余剰皮膚切除は皮膚のたるみ、よれ感が出ている状態の人に有効な施術です。
まつげに沿って皮膚を切開し、余っている皮膚を切除することで下まぶたのシワや皮膚のたるみを改善します。
徐々に目立ちにくくなりますが、術後の跡が気になる可能性もあります。
ヒアルロン酸注入に副作用はあるの?
ヒアルロン酸注入というと、安全なイメージがありますが、副作用もあります。
リスクとしてあげられる症状は以下のとおりです。
●注入時の痛み
●違和感
●しこり
●アレルギー反応
ヒアルロン酸注入は技術的に難しい場所のため、医師の腕によって仕上がりが違ってきます。
なかには、ボコついた仕上がりで結果的にヒアルロン酸を溶かすことになるかもしれません。
そして、ヒアルロン酸が血管内に注入され、血管を詰まらせて皮膚が壊死するリスクもあるので、頭に入れておきましょう。
必ずしも良い点ばかりではないので、施術を受ける前に、心配なことは医師に質問しておくのをおすすめします。
まとめ|ヒアルロン酸注入でクマ取りをして理想の目元を手に入れよう!
本記事では、ヒアルロン酸注入で行うクマ取りについて解説しました。
ヒアルロン酸注入で行うクマ取りは、目元を手軽に若返らせたい人におすすめです。
脂肪注入や下眼瞼脱脂など、違う施術法もありますが傷跡が残ることや、ダウンタイムがあります。そのため、初めて目元の治療をする人でどんな仕上がりになるか試してみたい人にもピッタリです。
しかし、注射の痛みや注入後の異物感、最悪の場合は皮膚の壊死といったリスクもあります。濃いクマに悩まされている人で、ヒアルロン酸注入を考えている人は今回の記事をよく読んで検討してみてください。
本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。