タラコ唇になる原因ってなんだろう?
タラコ唇を簡単に改善できる方法ってあるの?
タラコ唇を解消する方法を知りたい
プルンッとした厚い唇は、セクシーに見えるため憧れる人も多いです。
しかし、そんな魅力的に見える唇もタラコ唇で嫌だとコンプレックスに感じている人も少なくありません。
そこで本記事では、タラコ唇の原因や厚い唇を解消する方法について解説していきます。
タラコ唇に悩んでいる、解消したい!という人は、最後まで読んで参考にしてください。
タラコ唇になる原因
そもそも、タラコ唇になる原因はどのようなものなのでしょうか。唇が分厚いのは、生まれつきだと思われている方も多いですが、ほかにも原因があります。
そこで、タラコ唇になる原因についてそれぞれ見ていきます。
●遺伝
●口呼吸
●表情筋の衰え
●歯並び
現在、タラコ唇に悩んでいる人は自分に当てはまる項目はどれかチェックしてみてください。
遺伝
タラコ唇になる原因は、遺伝が一番多いです。
髪や肌質などと同じで、遺伝によって唇の厚みや形が決まりやすくなると言われています。
そのため、父親か母親のどちらかがタラコ唇だと、子どももそれを受け継ぐ確率が高くなるでしょう。もちろん、祖父母から受け継いでいる可能性も考えられます。
もし遺伝によるものだった場合、タラコ唇を自力で改善するのは難しいでしょう。
口呼吸
タラコ唇になるのは、口呼吸が原因かもしれません。口呼吸は、唇の大きさや形にも影響してくる可能性があります。
口呼吸を行うと、常にポカンと口が開いている状態で、無意識に口を前側にすぼめる癖がついてしまいます。そうすることで、気づいたらタラコ唇になっていた、なんてことも珍しくありません。
一度癖がつくと改善しにくいですが、これ以上酷くならないように普段から意識しておくことが大切です。
心当たりがある方は、薬局などに売っている口呼吸防止のグッズなどを利用してみるのもいいでしょう。
表情筋の衰え
表情筋の衰えも、タラコ唇になる原因です。
表情筋とは顔に張り巡らされた筋肉のことで、基本的に意識して動かすことが少なく、年齢を重ねるごとにゆるむ人が多いです。
最近は、マスク生活によって口を動かす機会が減って表情筋が衰えている人が増えています。
そのため、ふと鏡を見たときに、いつもと顔が違うと驚いている人もいるようです。
表情筋が衰えると、口周りがたるみ口角が下がってしまうため、ほうれい線やシワが目立ち、唇も分厚く見えやすくなります。
歯並び
最後に紹介する原因は、歯並びです。
唇が前歯で押し出されたタイプの出っ歯の人は、笑うと唇の内側が見えやすく、タラコ唇に見えてしまうことも。
歯が正しく咬み合っていない場合は、上下の顎がずれている場合は、上か下のどちらかの唇が前に出て、唇の印象が強くなりタラコ唇のような印象となります。
歯並びは遺伝だけでなく虫歯や口呼吸によって悪くなるため、心当たりがある方は治療を行ってみましょう。
【タラコ唇の原因】厚い唇を解消する方法
ここまで、タラコ唇になる原因をご紹介しました。
つづいて、気になるタラコ唇を解消する方法について見ていきましょう。
●表情筋のマッサージやエクササイズ
●歯列矯正
●美容手術
自分で簡単にできる解消法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
表情筋のマッサージやエクササイズ
タラコ唇を解消するには、表情筋のマッサージやエクササイズが効果的です。
表情筋の衰えにより、筋肉がかたくなるとタラコ唇になりやすくなってしまいます。その場合は、マッサージでほぐしたり、エクササイズで鍛えたりするのがおすすめです。
表情筋が鍛えられると、口呼吸が改善され、シワも目立ちにくくなるので良いことばかりです。
マッサージは、強い力で刺激すると逆効果になるので、摩擦を起こさない程度に乳液やオイルを使って優しく行います。
お風呂上がりにスキンケアをしながらマッサージをすると、化粧水なども馴染みやすくなっておすすめです。
エクササイズは、風船を膨らませたり口笛を吹いたりと簡単なことでも効果が期待できます。
お金をかけず、悩みを解消できることもあるのでできることから始めてみてください。
歯列矯正
歯列矯正もタラコ唇が解消できる方法の1つです。
出っ歯や噛み合わせといった歯並びが原因のタラコ唇は、歯列矯正で治せる可能性があります。
歯列矯正にはワイヤー矯正とマウスピース矯正の2種類があります。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、必ず医師になぜ歯列矯正をしたいのかを伝えて相談するのがおすすめです。
ただし、歯列矯正をしたからと言って必ずタラコ唇が解消されるとは限りません。費用も時間もかかるので十分に検討したうえで施術を受けるようにしましょう。
美容手術
美容手術でも、タラコ唇が解消できます。
タラコ唇が遺伝の場合、マッサージやエクササイズを頑張っても、歯並びを治しても解消されません。
その場合は「口唇縮小術」という美容手術で切開することによって、理想の唇を目指せます。
切除した部分は外側から見えにくいため、傷跡が目立ちにくく、口内の施術であることから治りが早いことから挑戦しやすい施術です。
ただし、まったく副作用がない訳ではなく浮腫や内出血がでることもあるので、よく考えてから施術を決めてください。
まとめ|タラコ唇になる原因を知ってコンプレックスを解消しよう
本記事では、タラコ唇の原因や解消する方法について調べてきました。
タラコ唇になる原因は、遺伝や口呼吸、歯並び、表情筋といった理由があります。
改善するには、マッサージなどによって自力で解消する方法や、歯列矯正で歯並びを整えることでタラコ唇を治す方法があります。
遺伝が原因である場合は、美容整形で理想の唇の形を目指すのもおすすめです。
この記事を読んで、タラコ唇の悩みの解決に役立ててください。
本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。