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ワキガ治療「剪除法」とは?ダウンタイムの症状や注意点を解説します!

ワキガが治療できる剪除法ってどんな施術なんだろう?
剪除法ってダウンタイムは長いのかな?
剪除法以外にもワキガ治療ってできるの?

汗をかくと気になってくるワキガの臭いに悩まされている人は多いです。

自分ではなかなか気付きませんが、気付いたらすぐに対策したいと思う方も多いでしょう。

しかし、ワキガは自力での対策は難しいため、お悩みの方は「剪除法」という治療がおすすめです。

そこで、この記事では剪除法の施術方法やダウンタイムの症状、注意点も詳しく解説していきます。

ワキガで悩んでいる、本格的に治療したい人は最後まで読んで自分に合うか参考にしてください。

ワキガを治療できる剪除法

ワキガというのは、自分では改善しにくいため本気で治したいなら医療機関で治療するのがいいと言われています。

そこでおすすめする治療が、剪除法です。

ここからは、剪除法の治療法やダウンタイムの詳細も見ていきます。

よく読んで、自分に合う治療法なのか参考にしてください。

剪除法とは

剪除法とは、実際にメスを入れて行う治療法でワキガの匂いをしっかり消したい人におすすめです。

具体的には、脇の下を切開し匂いの原因となるアポクリン腺を取り除いていく治療となります。

医師が目で見て確認しながら施術を進めていくので、確実に切除することが可能と言われているため高い効果が期待できるでしょう。

この施術は、条件に当てはまれば保険が適用されるので高額な値段を払わなくても良いというメリットもあります。

ただし、メスで切るのでどうしても施術箇所に傷跡ができてしまい、5cmほどで時間がたてば目立ちにくくなりますが跡が残るデメリットもあるため、注意が必要です。

ダウンタイムの症状や期間

ワキガの改善に効果的とされる剪除法には、ダウンタイムがあるので症状や期間について知っておきましょう。

剪除法によるダウンタイムの間は、腫れや内出血といった症状が起こることがあります。

大体2〜3週間で落ち着きますが、もし症状が落ち着かない場合は感染症になっている恐れもあります。そのため、なかなか症状が落ち着かない場合は、早めに医師に相談してください。

治療を行った後は、皮膚を定着させるために「圧迫固定」という処置をします。この圧迫固定を行うことで、手術した部位を綺麗に回復させる効果が期待できます。

この処置には、10日間〜2週間程度の期間が必要です。

剪除法のダウンタイムで気を付けるべきこと

剪除法を受けた後は、1〜2週間程度のダウンタイムがあります。

しっかり体を回復させるためにも、ダウンタイムは正しく過ごすことが非常に大事です。

では、具体的にダウンタイム中はどのように過ごせばいいのか見ていきましょう。

●ダウンタイム中はなるべく安静に過ごす
●ダウンタイムの期間を考えて施術を受ける
●ダウンタイムが気になるなら別の施術もおすすめ

気を付けるべきポイントなど詳しく解説していくので、治療を考えている人はよく覚えておいてください。

ダウンタイム中はなるべく安静に過ごす

ダウンタイム中は、傷口が開きやすいため、あまり動かず安静に過ごすように心がけてください。

脇は、どうしても動きやすい場所になるため、意識して大人しくしておきましょう。

例えば、髪を洗うのも自分ではできませんし洋服も腕を上げ下げせず着られる服を選ぶ必要があります。

大体2週間を過ぎた頃に抜糸をしますが、その後も脇をよく動かしたり、激しい運動をしたりするのは控えておいた方が良いです。

脇を動かさないだけでなく、汗をかかないように行動することも忘れないでください。

ダウンタイムの期間を考えて施術を受ける

ワキガの改善のため剪除法を考えている人は、ダウンタイムの期間をよく考えて決めるようにしましょう。

施術から抜糸後を含め、1か月くらいは安静にして過ごした方が安全です。

そうなると、仕事をしている人は支障が出ないように考えて施術を受けるのをおすすめします。

オフィスワークであれば、それほど心配ありませんが体を動かす仕事は休む必要があります。

また、傷跡や内出血が長期間残ることも考えられるので、水着を着る予定がある人はスケジュールをよく考えて決めてください。

ダウンタイムが気になるなら別の施術もおすすめ

ダウンタイムに休みがとれそうにない、動きが制限されるのは辛いという人も中にはいると思います。

ワキガの改善にいい他の施術もあるので、そちらを検討するのもおすすめです。

知ってほしい治療法に「ボトックス注射」と「クイック法」があるので、それぞれ詳しく紹介していきます。

●ボトックス注射

美容医療で大人気のボトックス注射は脇に打つこともできます。脇にボトックスを注射すると、匂いだけでなく汗を抑える効果も期待できます。ただし、効果は永久ではないので継続的に続ける必要があるのがデメリットです。

●クイック法

脇の下に数ミリの穴を開け、極細のカニューレでアポクリン汗腺を吸引する施術です。切開はしないので傷跡がほとんど目立たず、ダウンタイムもほぼありません。

どの施術がいいか決められないという方は、施術前に医師に相談してみるといいでしょう。

まとめ|剪除法のダウンタイムを正しく過ごしてワキガを治そう!

本記事では、ワキガ治療として人気の剪除法について解説してきました。

脇の下を切開し、アポクリン汗腺を取り除く治療のことを剪除法と言います。医師が直接施術するので、ワキガにしっかりアプローチし、ワキガの改善が可能です。

しかし、ダウンタイムは脇を動かせないので日常生活もだいぶ制限されてしまいます。

きれいな仕上がりにするためにも、仕事の調整を行い、万全な体制で治療を決めましょう。

本気でワキガ改善を目指す人は、効果が高い剪除法を検討してみてください。

ワキガ治療「剪除法」とは?ダウンタイムの症状や注意点を解説します!

本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。