二重整形をしたいけど、ダウンタイムが気になる……
ダウンタイムの間は目を冷やすべき?
ダウンタイム中はどうやって過ごしたらいいの?
パッチリした可愛い二重に憧れる人は多く、美容整形の中でも一番人気の施術が「二重整形」です。
昔に比べると、費用も安くなり気軽にできるようになりましたが、ダウンタイムの過ごし方について気になる人もいるでしょう。
そこで、本記事では二重整形のダウンタイムについて紹介します。
目にコンプレックスがあって二重整形をしようか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
二重整形のダウンタイムは冷やすべき?
美容整形の後は、基本的にどのような施術でもダウンタイムがあるため安静に過ごさなければいけません。
とくに、二重整形のダウンタイムでは腫れが目立つ人が多く、腫れを落ち着かせるためには、冷やすのがおすすめと言われています。
しかし、冷やし方には正しい方法があり、間違った方法で行うとダウンタイムを長引かせる原因になることも。
最初にダウンタイム中の正しい冷やし方について解説していきます。
まぶたを冷やすのは手術後から72時間以内のみにする
二重整形のダウンタイムに、まぶたを冷やすのは手術後から72時間以内のみにしましょう。
まぶたを冷やすことで腫れを抑え、内出血の広がりを抑える効果が期待できるので、冷やすという行程は大事です。
しかし、72時間以降も冷やし続けると血流が悪くなってしまう可能性があります。そうなると、ダウンタイムが逆に長引くため、必ず72時間位内でやめてください。
72時間ということは、施術から3日間とやや長めですが、無理のない程度に続けるよう心掛けましょう。
冷やす際は保冷剤を使用する
まぶたを冷やす際は、保冷剤を使用するようにしましょう。
保冷剤をそのまま使うと、低温やけどの恐れがあるので、ハンカチや薄めのタオルでくるんで優しくまぶたに当てて冷やします。そうすることで、炎症を抑え腫れを早く引かせることが期待できます。
保冷剤ではなく、熱が出たときに使う「冷えピタ」で冷やしていいのかとの声もありますが、おすすめできません。
冷えピタは、張り付いてしまうので患部に触れさせることができず、目の下やおでこにしか貼れないので効果が不十分だからです。
また、冷えピタは効果を感じられる時間が短いため、しっかりと冷やせる保冷剤を使うようにしましょう。
1時間ごとに15分~20分ほど冷やす
まぶたを冷やすときは、1時間ごとに15分~20分ほど冷やすようにしましょう。
ダウンタイム中にまぶたを冷やす際には、15〜20分を1時間ごとにし、冷たい感覚がなくなってきたら一旦そこで終了してください。
肌の状態を確認しながら、短時間で何度かに分けて冷やすようにすると効果的です。
なお、寝ている間も冷やし続けてしまうと、低温やけどや凍傷のリスクがあるので注意するようにしましょう。
【二重整形】ダウンタイムの過ごし方
ここまで、二重整形をした際の正しい冷やし方について解説をしました。
しかし、他にもダウンタイムの腫れを最小限に抑えるための効果的な過ごし方がいくつかあります。
ここからは、ダウンタイムの正しい過ごし方について解説していきます。
●手術から72時間が経過したら温める
●枕を高くして寝る
●血流がよくなる行動は控える
二重整形を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
手術から72時間が経過したら温める
二重の手術から72時間が経過したら、今度は温めましょう。
72時間以降に、まだ腫れや内出血が残っていたとしても、炎症は落ち着いている状態です。
そうなると、次は血流をよくして体外へスムーズに水分の排出を促す必要があるため、温めることが効果的となってきます。
軽く温めることで、むくみを抑えられ、早く元の状態に戻ることが期待できるでしょう。
逆に、72時間以降にまぶたを冷やすと、血流が悪くなり、腫れや内出血が長引く可能性があるので注意してください。
枕を高くして寝る
二重整形の後は、枕を高くして寝るようにしましょう。
手術を受けた後、横になるとまぶたの周辺に血液が溜まりやすくなります。そのため、腫れや内出血が引きにくくなったり、通常より症状が酷くなったりする可能性があります。
それを防ぐためには、普段よりも枕を高くして寝ることが大事です。
もし可能であれば、横向きではなく仰向けで寝ると、片方の目に圧力がかかりすぎないので、さらにいいでしょう。
血流がよくなる行動は控える
二重整形の後は、血流がよくなる行動は控えましょう。
上記の項目で、血流をよくするために目を温めるとありました。目を温めて血流をよくするのはいいことですが、以下の行動は、血流がよくなりすぎることから腫れや内出血に繋がるため、控えてください。
●激しい運動
●辛いものを食べる
●飲酒や喫煙
●長時間の入浴
●サウナ
他にも、激しい運動やタバコのニコチンなんかもダウンタイムを長引かせる原因となります。
とくに施術後のダウンタイム初期は、症状が出やすいので2〜3日は気をつけるようにしましょう。
まとめ|正しい冷やし方で二重整形のダウンタイムを乗り越えよう!
本記事では、二重整形のダウンタイムについて解説しました。
二重整形のダウンタイムは、72時間位内であれば保冷剤を使ってしっかり冷やすことが大事です。
72時間以降は、今度は軽く温めて血行をよくし水分を排出することで最低限に腫れを抑えられます。しかし、激しい運動や飲酒、喫煙などは逆にダウンタイムを長引かせてしまうので注意です。
二重整形の後は、正しい過ごし方で早めにダウンタイムから回復し、可愛い目元を手に入れてください。
本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。