
耳たぶへのヒアルロン酸ってどんな効果があるの?
耳たぶが小さいことで、耳全体のバランスが悪くてコンプレックスを感じている
小顔に見える「たち耳」に憧れがある
このような悩みは、耳へのヒアルロン酸注入ですべて解消できます。
耳にヒアルロン酸を注入する施術法は、韓国で話題になっている理想的な耳の形を作るもので、注入のみの手軽な方法で悩み改善ができることから人気の高い施術です。
この記事では、耳へのヒアルロン酸注射でどのような効果が得られるのか、施術に関する注意点などを詳しく解説します。
耳へのヒアルロン酸注射とは
この施術は耳たぶや耳の形を美しく整えるための治療法です。
耳たぶの大きさや耳の形を調整するように製剤を注入することで、1人1人の希望に応じて理想的な大きさや形状に仕上げられます。
主な施術方法としては以下の2つです。
●耳たぶ形成
●たち耳形成
1つずつ見ていきましょう。
耳たぶへのヒアルロン酸
耳たぶヒアルロン酸注射は、耳たぶに製剤を注入することで耳たぶのサイズや形状、バランスを改善する施術です。
生まれ持った耳たぶが小さい方や、左右で耳たぶの大きさに違いがある方に適している施術で、製剤の注入のみで効果が得られるため高い人気があります。
●サイズを大きくしたい
●厚みが欲しい
●幅を広げたい
このような要望に応じて注入箇所や注入量を調整することで、理想的な耳の形をデザインすることが可能です。
また、今後耳たぶ手術を検討されている方であれば、まずは注射による施術を受けて耳たぶ形成をすることで、手術後の仕上がりをイメージしやすくなります。
立ち耳ヒアルロン酸
「たち耳」とは、側頭部に対して耳の角度が30°以上ある耳のことを指し、正面から見ると耳が前を向いているのが特徴です。
たち耳の特徴に近づけるように調整しながらヒアルロン酸を注入し、顔の輪郭や耳の形を理想的に整えることで、小顔効果や可愛らしい印象を与えられます。
メスを使用せず注射のみ手軽にたち耳を作り出せる、施術直後から効果が得られるという特徴があり、美容医療の経験がない方でも心身ともに少ない負担で施術可能です。
またダウンタイムの主な症状としては赤みや腫れになるため負担が少なく、期間も数日〜1週間程度と短いため、日常生活への影響が出にくいというメリットもあります。
耳へのヒアルロン酸についてよくある質問
涙袋や唇などのメジャーな部位に注入する施術と比べると、耳にヒアルロン酸を注入する施術はあまり聞きなじみのない方も多いのではないでしょうか。
ここからは、以下3つのよくある疑問について詳しく解説します。
●どんな効果があるの?
●副作用やリスクはあるの?
●施術を受けられない人はいるの?
詳しく見ていきましょう。
どんな効果があるの?
耳たぶやたち耳の形成におけるヒアルロン酸注射の効果について、それぞれご紹介します。
【耳たぶ形成】
得られる効果は以下のとおりです。
●耳たぶの大きさや厚み、幅をデザインできる
●耳たぶのラインを形成できる
耳の左右差や全体的なバランスを整えられるため、耳の形にコンプレックスがある方や、耳が目立つヘアスタイルに抵抗がある方におすすめの施術です。
【たち耳形成】
得られる効果は以下のとおりです。
●小顔効果が得られる
●可愛らしい印象になれる
面長顔の方がたち耳にすると顔の印象を横に広げられ、小顔効果が期待できます。
また、たち耳にすることで可愛いらしさと大人っぽさを併せ持つ顔立ちに近づくことが可能です。
副作用やリスクはあるの?
耳にヒアルロン酸を注入する施術は、まれに副作用が起こる可能性があります。
主な症状としては腫れや赤み、痛みなどです。
施術後、耳のサイズが変わったことや肌表面に凸凹が現れることによる違和感がありますが、これらの症状は時間が経つとともに徐々に改善されます。
たち耳形成の場合、耳のほんのわずかな範囲にヒアルロン酸を注入するため、血管塞栓や神経の圧迫などを引き起こす可能性がゼロではありません。
できるだけリスクを回避するためにも信頼できる医師を選ぶこと、ヒアルロン酸の注入量は少量に抑えることが重要です。
施術を受けられない人はいるの?
耳へのヒアルロン酸の施術を受けられないケースは以下のとおりです。
●耳に奇形がある(小耳症・埋没耳・副耳など)
●耳に腫瘍がある
また、ピアス穴が開いている場合、注入した製剤が流れ出てしまう可能性があります。
今後、ピアスを開ける予定がある方は事前にクリニックに相談しましょう。
まとめ|耳へのヒアルロン酸注射で理想の耳を手に入れよう
耳へのヒアルロン酸注射は、注入のみで手軽に耳を理想の形に整えられます。
耳たぶをふっくらさせることで顔全体や左右のバランスを整える、小顔効果が得られる立ち耳を形成するなど、さまざまなコンプレックスの解消に有効な施術です。
しかし、痛みや腫れなどの副作用が出る可能性があること、注入位置によって血管や神経の圧迫などのリスクもあるため、高い技術と知識を持つ医師を適切に選ぶ必要があります。
耳へのヒアルロン酸注射でコンプレックスを解消し、理想の耳を手に入れましょう。

本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。