Tatoo タトゥー・刺青除去
TATOO・刺青除去
手術による方法

刺青やタトゥーを除去するための方法です。刺青・タトゥーの色や大きさなどにより、複数の除去方法から適した方法を選んで行います。
切除・縫縮
刺青部分の皮膚を切除し、周囲の皮膚を縫い合わせる方法です。
比較的小さ目の刺青に向いています。施術は局所麻酔を用いて行い、所要時間は30分程度になります。
7日〜14日で抜糸を行います。
剥削
皮膚の表面を専用の機器で削り取る方法です。切除できない広範囲の刺青に向いています。
施術は局所麻酔を用いて行い、所要時間は大きさ等により異なり30〜120分程度になります。
術後1ヵ月間程度、ガーゼ交換が必要となります。
植皮
ご自身の太ももやお尻など目立たない部分から切り取った皮膚を移植することで、刺青の部分にかぶせる方法です。
広範囲の刺青に向いています。施術は局所麻酔または全身麻酔を用いて行い、所要時間は60分〜120分程度になります。
移植した皮膚は2週間程度で定着します。
- こんな方におすすめの施術です
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- 入れたことを後悔している
- 公衆浴場やプールを利用したい
- 結婚や就職を控えている
レーザーによる方法
(先進のピコシュアレーザー)

タトゥー(TATOO・刺青)をレーザー照射により除去する方法です。
タトゥーの除去方法には、その部分の皮膚を手術などにより取る方法と、レーザー照射により刺青の色素を除去する方法があります。レーザー除去は、皮膚を切らずにタトゥー除去することができる方法ですが、使われている色などにより、レーザーで除去しやすいものとレーザーでは除去しづらいものがあります。また、アートメイクの除去も可能です。
- レーザーで除去しやすいタトゥー
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- 使われている色が黒だけで、色があまり濃くないタトゥー
- 自分で入れたタトゥー
- 図柄にベタ塗り部分が少なく、
主に線で構成されているタトゥー
- レーザーで除去しづらいタトゥー
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- 図柄にベタ塗り部分が多いタトゥー
- 黒でも色が濃いタトゥー

使用するレーザー機器
(ピコシュアレーザー)
について
タトゥーのレーザー除去には、先進のピコシュアレーザーを使用しています。従来治療が難しかったカラータトゥーの除去に適したレーザーです。ピコレーザーでは、ナノ秒(10億分の1)よりもさらに短いピコ秒(1兆分の1秒)でレーザーを照射することができ、タトゥー除去の他に、太田母斑やほくろの除去、肝斑の治療なども可能な機器です。
ハイパワーのレーザーを、小さい治療部位に短時間照射することが可能なため、タトゥー周囲の正常な肌へのダメージを最小限に抑えながらタトゥー除去を行うことができます。
施術について
施術は、麻酔クリームを塗った後、アイシングしながら除去するタトゥーにレーザーを照射していきます。
照射後は再びアイシングし、軟膏を塗ってガーゼをテープで貼ります
(施術後数日間、ご自身で軟膏を塗りガーゼ保護する処置を行っていただく必要があります)。
照射直後には、周囲の皮膚に赤みや腫れがでます。
しばらくするとかさぶたができる場合がありますが、無理にはがさないでください。
タトゥーがきれいに除去できるまでに必要な回数は、タトゥーの図柄や色などにより異なりますが、
5~10回程度が目安となります。照射後、次回の照射までに2ヵ月以上間隔をあけていただく必要があります。
- こんな方におすすめの施術です
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- タトゥー除去したいが、手術はしたくない
- 肌にダメージが少ない方法で
タトゥー除去したい - カラータトゥーを入れていて除去したい