年齢とともに顔のたるみやもたつきが気になってきた……
ハイフと糸リフトの違いってなんなんだろう?
フェイスラインが気になるけど、自分に合った治療法がわからない
フェイスラインや顔のもたつきに悩んでいるものの、どのような治療が自分に合っているかわからず治療に踏み出せないという方もいるでしょう。
しかし、自分の悩みに適した施術を選択しなければ、思ったような改善が得られないだけではなく、金銭的にも負担がかかります。
そこで本記事では、フェイスラインや顔のもたつきを改善できるハイフと糸リフトの違いや特徴について徹底解説!最後までお読みいただき、ぜひ参考にしてください。
糸リフトとハイフとは?
糸リフトとハイフについてご存じでしょうか。どちらも顔のたるみやもたつきを改善する人気の若返り施術です。
この2つの治療は、今お持ちの悩みによってどちらがおすすめかが異なります。
それぞれの施術方法と特徴を見ていきましょう。
糸リフトとは
糸リフトとは以下のようなお悩みに効果がある、人気の若返り美容医療です。
●シワ
●フェイスラインのたるみやもたつき
●二重あご
●ハリツヤの低下
医療用の特殊な糸を挿入して物理的に引き上げるもので、たるみやシワに対して即時効果が期待できます。
糸を入れることで、その周りにコラーゲンを生成する作用があるため、ハリツヤを向上させることも可能です。
将来のシワやたるみの予防といった点でもおすすめの施術と言えます。
ハイフとは
ハイフとは、皮膚の内側に超音波を照射することでリフトアップをさせる美容医療です。おもに以下の悩みに効果があります。
●フェイスラインのたるみやもたつき
●ほうれい線
●しわ
●二重あご
肌の土台である筋膜(SMAS筋膜)に熱エネルギーが作用することで皮下組織全体を引き締め、コラーゲンの生成を促します。
また、超音波により肌の深層部にのみ刺激を与えるため、皮膚の表面に傷が残りません。
ダウンタイムも極めて短く、手軽に受けられる点で人気の施術です。
糸リフトとハイフの違い
糸リフトとハイフの違いは下記の表のとおりです。ぜひ参考にしてみてください。
施術方法だけでなく即効性やダウンタイム、持続効果も異なってくるので、しっかりと違いを理解して自分に合った施術を選ぶようにしましょう。
糸リフトとハイフに関するよくある質問
ハイフと糸リフトは、どちらもメスを使用しないためダウンタイムも短く、手軽に若返り効果が期待できる施術です。
ここからは、たるみやシワの改善のためにハイフや糸リフトを検討している方が持つ、よくある質問をご紹介します。
●糸リフトとハイフはどんな人に向いているの?
●たるみにはどちらの方が効果的?
●糸リフトとハイフは併用できるの?
1つずつ見ていきましょう。
糸リフトとハイフはどんな人に向いているの?
糸リフトは、以下のようなお悩みを持つ方におすすめの施術です。
●たるみが気になる
●メスを使わず手軽に若返り効果を得たい
●リフトアップの即効性を求めている
糸リフトは大掛かりな手術をせずともたるみやもたつきの引き上げが期待できます。
しっかりとした効果は得たいが、ダウンタイムがあまり取れない方や外科手術には抵抗のある方におすすめです。
対してハイフは、以下のようなお悩みの方に向いていると言えます。
●たるみの他にも改善したい肌悩みがある
●肌への負担もダウンタイムも軽くしたい
●肌を引き締めたい
ダウンタイムが短いというメリットのほかにも、コラーゲンの生成による引き締めや美肌効果も期待できます。
たるみにはどちらの方が効果的?
現在すでにたるみが出ていて、しっかりと引き上げ効果を得たい方には糸リフトがおすすめです。
皮下脂肪をぐっとリフトアップするワイヤーのような役割をするため、ハイフよりさらに強力な効果が期待できます。
物理的にたるんでいる箇所を糸で持ち上げるため、施術直後からしっかりと変化を感じられるでしょう。また、糸リフトの刺激によりコラーゲンが生成されるため、同時にハリツヤを得ることも可能です。
対してハイフは、たるみやもたつきの度合いが軽度の方にも向いています。そのため、将来のたるみ予防のために定期的にメンテナンスをしたいという方におすすめの施術と言えるでしょう。
糸リフトとハイフは併用できるの?
糸リフトとハイフの併用は可能です。また、組み合わせることでさらなる引き上げ効果を得られます。
併用する場合の注意点は以下のとおりです。
【ハイフ→糸リフトの順番で受ける】
両方の施術を組み合わせて受ける場合は、ハイフから受けるようにしましょう。
糸リフトで挿入した糸にハイフの超音波を当てると、糸が熱により変形したり切れたりする可能性があるためです。
【糸リフトを先に受けてしまった場合】
ハイフとの組み合わせを検討しているのに糸リフトの施術をすでに受けてしまった場合は、ハイフを施術する時期をずらす必要があります。
糸リフトの施術から1〜2か月ほどで糸が肌となじむため、それ以降にハイフを検討するようにしましょう。
まとめ|糸リフトとハイフの違いを理解して自分に合った施術を受けよう!
本記事では、糸リフトとハイフの違いや特徴、悩み別のおすすめ施術についてご紹介しました。
顔のたるみやもたつきが少ないと、それだけで若々しく見られます。また、たるみやもたつきの度合いが軽度であればあるほど将来に向けての予防もしやすく、金銭的にも負担が少ないです。
それぞれの施術内容を比較して、自分に合った施術を検討してみましょう。
本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。