レーザーによるほくろ除去法について知りたいな
ほくろ取りレーザーは結構痛いのかな?ダウンタイムも気になる…
ほくろ除去後の正しいダウンタイムの過ごし方が知りたい!
ほくろの除去に関して、このような悩みや疑問をお持ちではありませんか。
ほくろ除去のレーザー治療は、手軽で多くの人に支持されている施術ですが、施術後のケアが仕上がりに大きく影響します。適切なアフターケアを行わないと、逆に目立つ跡が残るリスクがあるため注意が必要です。
今回は、ほくろ取りレーザーの施術内容や、施術後の過ごし方などを詳しくご説明いたします。
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。
ほくろのレーザー除去|治療法やダウンタイムについて
ほくろを除去する方法はいくつかありますが、最も一般的な治療法はレーザーを用いたものです。
レーザーによる施術は主に皮膚表面のほくろ除去に適しており、レーザーの光がほくろの色素を破壊することで体外に排出されていきます。
ダウンタイムは比較的短いですが、適切な対処法で過ごすことでより綺麗に仕上げることが可能です。
ここからは、治療の流れやダウンタイム中の症状などをご紹介します。
レーザー除去の流れ
レーザーによるほくろ治療の流れは以下のとおりです。
1.カウンセリング
医師のカウンセリングを受け、除去したいほくろにレーザーが適しているかを判断します。
治療計画を立てるためにほくろの大きさや形、色や深さを詳しく診察することが大切です。
2.麻酔
治療中の痛みや不快感を軽減するために麻酔クリームを使用することが多いです。
麻酔がしっかり効いていることを確認したのちに施術を開始します。
3.レーザー照射
ほくろの色素を破壊する波長の光を照射することで、色素を体外へ排出することが可能です。
照射時間は数分程度で痛みはほとんどありませんが、熱感や軽い刺激を感じることがあります。
細かい施術の内容や流れはクリニックによって異なるので、施術前にしっかり確認するようにしましょう。
ダウンタイムの症状や期間
ダウンタイムには個人差がありますが、一般的に起こりやすい症状は以下のとおりです。
●施術直後の赤み
治療後から2〜3か月ほどは、治療箇所に赤みが残る場合があります。
適切に対処することで症状を早めに改善させることが可能なので、医師の指示のもとでしっかりケアしましょう。
●かゆみ
新しい皮膚が再生する過程でかゆみが生じる場合があります。
気になって患部を掻いてしまうとかゆみが悪化したりダウンタイムが長引く可能性があるため、つらいときは患部を冷やして対策しましょう。
●かさぶた
レーザー治療後は、治療部位にかさぶたが形成されます。
自然に剥がれ落ちるまで適切にケアをすることで綺麗な皮膚が再生されますので、無理に剝がしたりしないようにしましょう。
●内出血
1〜2週間の間、治療部位に内出血が出てしまうことがあります。
メイクでカバーできる程度のものがほとんどですが、治りが遅かったり悪化する場合はクリニックに相談しましょう。
ほくろをレーザーで除去したときのダウンタイムの過ごし方
ほくろ取りレーザー施術後のダウンタイムは、どのように過ごすかにより仕上がりに差が出る大事な期間です。
ここからは、ダウンタイム中に具体的に注意するべきポイントや、適切な過ごし方をご紹介します。
●紫外線対策は徹底する
●患部に刺激を与えないようにする
●テープで保護を行う
紫外線対策は徹底する
ほくろ取りレーザー施術後の肌は非常に敏感です。
通常よりも紫外線の影響を受けやすく、患部が紫外線にさらされることで色素沈着が悪化する恐れがあるため、紫外線対策を徹底するようにしましょう。
日焼け止めクリームやスプレーで保護したのちに、日傘や帽子で直接紫外線を浴びないようにして紫外線ダメージを軽減することが大切です。
ダウンタイム中はできるだけ外出を控えめにし、紫外線を浴びないようにできるといいでしょう。
患部に刺激を与えないようにする
ほくろ取りレーザー施術後の肌は、やけどをしたような刺激に弱く敏感な状態です。
日常生活のなかで患部を擦ったり、刺激を与えたりかさぶたを無理やり剥がしたりすると、ダウンタイムが長引いてしまう原因になります。
また、色素沈着が残る可能性やレーザー治療前よりも目立つ状態になることも。
洗顔やスキンケアは、こすらずに優しく撫でるように行い、清潔なタオルで軽く押し当てるように拭き取りましょう。
ふとした日常生活の動作からダメージを与える恐れもあるため注意が必要です。
テープで保護を行う
レーザーを照射した箇所に保護テープを貼ることで、あらゆる刺激や摩擦などのダメージから患部を守ることが可能です。
紫外線や乾燥から保護する役割もあるため、必ず使用しましょう。
治療効果を最大限に得るためには、医師の指示があるまで自己判断で剥がさず、適切に使用することが重要です。
保護テープを貼ったままにする期間は、かさぶたが剥がれるまでの約1〜2週間が一般的ですが、ほくろの大きさや患部の状態により差があります。
期間がわからない場合は、状態を見ながら医師に相談してみるといいでしょう。
まとめ|正しいダウンタイムの過ごし方で理想の肌を手に入れよう!
ほくろ取りレーザー施術後は、わずかな刺激でも大きなダメージになる可能性があります。
誤ったケアや保護方法を行うと、ダウンタイムが長引いたり色素沈着が生じるリスクもあるため注意が必要です。
施術後をどのように過ごすかで、綺麗にほくろを取ることができるかが決まるといえます。
ほくろ取りレーザーの効果を最大限に得るためにも、正しいケア方法やダウンタイム期間を過ごし、綺麗にほくろを除去しましょう。
本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。