気になるシミにダーマペン治療をしたいけど、効果はあるのかな?
ダーマペンでシミが逆に濃くなるって聞いたけど本当?
ダーマペンの仕組みについて詳しく知りたい!
シミにお悩みの方で、ダーマペン治療を検討している方も多いのではないでしょうか。
ダーマペンはシミ悩みにも効果を発揮する人気の高い施術ですが、一方でシミが逆に濃くなるのではと躊躇されている方も少なくないでしょう。
この記事では、ダーマペンの仕組みやシミ治療に効果があるのかなどをご紹介します。
ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
ダーマペンのシミ治療
ダーマペンとは、髪の毛よりも細い針で一時的に肌表面を傷つけ、肌の自然治癒力を引き出し肌悩みを改善する施術方法で、肌が修復する過程でターンオーバーが促されるため、シミ改善にも効果的です。
ダーマペンの詳しい概要や仕組み、シミが改善できる理由をご紹介します。
ダーマペンとは
ダーマペンとは、肌表面に髪の毛よりも細い極細針を使用して肌に小さい穴を開け、自己再生作用によりきれいな皮膚を作り出す施術です。
ペン型の機械を使用するため、目元や小鼻の周りなど小さな範囲でもしっかり治療できる点が、ダーマペンの魅力と言えるでしょう。
肌に傷を付けて大丈夫なのかと思う方もいるかもしれませんが、顔に開ける穴は非常に小さく肌へのダメージは、レーザーなどの肌治療と比べても軽度です。
また、ダーマペンには肌のハリツヤや弾力に大切な美容成分、コラーゲンやエラスチンの生成を活発にさせる効果も期待できます。
通常のレーザー治療よりも痛みや出血も少なくダウンタイムが短いことから、人気が高い美肌治療の1つです。
ダーマペンはシミの悩みにもおすすめ!
シミは乾燥や摩擦、紫外線によるダメージでメラニンという色素細胞が生成されることが主な原因です。
ダーマペン治療で肌に軽いダメージを与えることで、肌は自己再生作用を活発にさせ傷を修復しようとします。
その働きによりターンオーバーが促進され、メラニンの排出を促し、シミを薄くする効果が期待できます。
また、美肌に必要な成分を生成する細胞が活発になるため、肌にハリや弾力をもたらすことが可能です。
シミ改善のダーマペンについてよくある質問
ダーマペンでシミ治療を行うことに関して、よくある質問は以下のとおりです。
●施術は何回必要?
●ダーマペンでシミが濃くなることがある?
●ダーマペンはほかにどんな悩みに適しているの?
次項で詳しく解説いたします。
施術は何回必要?
ダーマペンによるシミ治療は、1回よりも複数回施術することでさらに効果が得られます。
シミの程度や肌状態により必要な施術回数は変わってきますが、おおよそ5〜10回を目安にするとよいでしょう。
施術間隔は3〜4週間に1度のペースが理想的です。
治療終了までにある程度期間がかかりますので、回数や期間がどのくらいなのかを事前に確認しておくことをおすすめします。
ダーマペンでシミが濃くなると聞いたけど大丈夫?
ダーマペンはシミ治療に効果的だと言われる一方で、シミが濃くなるという噂もあるのです。
かえってシミが濃くなる主な原因としては以下が考えられます。
●施術間隔が短すぎる
●紫外線対策をしていない
ダーマペンは肌に小さな穴を開ける施術のため、肌への負担を考えると施術間隔は3〜4週間に1度が適切です。
短い期間で施術をしていると回復が間に合わず、ダメージが残りシミや色素沈着が濃くなってしまう可能性があります。
また、紫外線のダメージも大きく、紫外線から肌を守るためにメラニンの生成が活発になるのです。
そのような結果にならないためにも、ダウンタイム中の過ごし方やケアは正しく行う必要があります。
紫外線を浴びないよう、日傘や帽子などを使用し、可能であれば日中の外出を控えることがおすすめです。
施術直後の肌はダメージが大きいため、摩擦による刺激を与えないためにも、日焼け止めクリームの使用は最低限にしましょう。
さらに、適切な施術頻度で行えるように、事前に治療間隔やスケジュールを相談しておくことも大切です。
ダーマペンはほかにどんな悩みに適しているの?
シミ治療以外にもさまざまな肌悩みに効果的です。
以下のような肌悩みをお持ちの方に適しています。
●ニキビ、ニキビ跡
●毛穴のクレーター
●毛穴の開き
●肌質改善
●たるみ、しわ
●くすみなど
ダーマペンは、肌が持つ自己治癒力を使用した治療なので、シミ以外にもさまざまな肌悩みに対応できます。
また、症状に合わせた薬剤を針で開けた微細な穴に塗布することで、浸透しやすくさらに高い効果が得られるでしょう。
まとめ|ダーマペンでシミを改善して美肌を目指そう!
ダーマペンは、極細針で一時的に肌表面に傷を付け、自然治癒力により肌悩みを改善するもので、シミが気になる方にもおすすめの治療法です。
通常のレーザー治療と比較してもダウンタイムが短く、痛みも少ないという特徴があります。
しかし、施術後の過ごし方やケアを怠ることで、かえってシミが濃くなる可能性もあるため注意が必要です。
ダーマペンの仕組みやダウンタイム中に注意すべきことを理解し、シミを改善して美肌を目指しましょう。
本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。