眉毛下皮膚切除（上眼瞼リフト／眉下切開）

眉毛下皮膚切除（上眼瞼リフト／眉下切開）とは

従来の上眼瞼皮膚切除による上まぶたたるみ取りの欠点を最小限に抑えたのが、眉毛下皮膚切除です。
まぶたに垂れ下がった皮膚を引き上げることから「上眼瞼リフト」「眉下切開」とも呼ばれます。

リフト効果を高めるため、皮膚の下にある筋肉も切除し、残った筋肉同士を縫合、または下方の筋肉を眼窩（眼球が収まっている骨の穴）の縁の骨膜に縫いつけます。
元々まぶたが腫れぼったい場合には、筋肉の下にある脂肪やその奥にある脂肪（眼窩脂肪）も一部切除します。傷跡が目立ち難くなるように、眉毛内に少し入ったところを切開します。

毛包斜切開

傷跡が目立ち難くなるように眉毛内に少し入ったところを切開しますが、傷跡には毛は生えてきません。
そこで、アモーレクリニックでは、毛根を斜めに切断することで傷跡からも毛を生やすことができる「毛包斜切開」という方法を行っています。
毛包斜切開は1977年にカナダのDr Camirandが髪毛での報告をしたのが始まりですが、2008年に毛包斜切断を眉下切開に応用できることが日本美容外科学会総会でも学会報告され、広く知られるようになった方法です。
傷跡からも毛が生えることで傷跡が自然に隠れ、眉毛が細くなるのを緩和する効果もあります。